お天気が良かったので、とうちゃんとコタは筑北村の
青柳城址と、元城下町その後善光寺街道の宿場として栄えた
青柳宿に行って来ました。
松本から聖高原に向かう途中の山の中にある、山城。
しっかり整備されていて、案内板などもわかりやすく、
とうちゃんはとても喜んでいます。

まず最初は櫓門。
ナゼかわかりませんが、門の前の大きな木の枝が、
バキッと折れて倒れかかって来ています。。。
コタは気にせず、櫓の内部に登って行きました。


青柳城は戦国時代の青柳氏のお城。
このお城は4回の戦乱に巻き込まれた歴史があります。
最後の城主・頼長さん親子と家臣は、松本城で暗殺されるという
悲劇にあったそうですよ。

大きな二重堀切が、主郭に行くまでに2つもあります。
今でもかなり深い堀も残っていました。
コタは嬉々として、駆け下り



怪我しないでよ~


目の前に冠木門が現れ、その奥が主郭になります。
コタは早く行きたくて、「待て」と言うのも聞けない様子。

ダッシュ

貴重な石積みも一部現存。

布目積みと言う、独特の石の積み方をしているそうです。

てっぺんは、眺めがとても良い主郭。
今日は北アルプスがクッキリです。

コタも嬉しそうなお顔をしていますね。
ここでコンビニ

(急に出掛けて行ったので、お弁当が作れませんでした)
とうちゃんが城址を堪能してから、次は麓の城下町青柳宿へ。

現在清長寺のあるところが、当時は青柳氏の居館だったそうです。
また、この回りには侍屋敷があったそうですよ。

その昔は城下町で、その後善光寺街道の宿場になった青柳宿。
こういう経歴のある宿場は、とても珍しいのだそうです。
城主の青柳頼長は、領民の交通のために、難所だった大きな岩を
切り崩し、街道を通しました。


大切通しと、小切通し。
難所だっただけあって、道の両側のあちこちに石仏や磨崖仏が
多数見られるそうですよ。
今でも削られた岩には、ノミの跡が残っていたそうです。
昔の人はスゴイなぁ。。。
ところで、とうちゃんも帰って来てから知ったそうですが、
この青柳宿には、飼い犬が1匹もいないんだそうです。
その理由は、村の守り神が3匹の狐だからなのだとか。
狐と犬は、相性が悪いみたいです。
今回知らずに、コタを連れてしまいましたが、大丈夫だったのかしら?
ちょっと心配になりました。続きを読む