男二人旅、今回のメイン、鬼ノ城へ鬼退治に~

11月2日(日)

鬼ノ城は、7世紀頃の遺構とされています。
いままでとうちゃんとコタが行った山城とは、まったく時期が違う
ナゾの多い古代山城。
桃太郎の鬼ヶ島伝説の地とも言われています。
鬼城山(標高400m)の8~9合目辺りに鉢巻状に
城壁を巡らせ(全長2.8㎞)、一部高石垣を配しているけれど、
基本は高さ約6mの版築土塁で、城壁を形成しています。
(私には何のこったか・・・?)
12:12、いよいよモモコタローが鬼退治に出発




まず現れるのは、復元された西門。

屋根には敵からの矢を防ぐために、盾が置かれていたそうで、
形と模様は同時代の他の遺跡の物を参考にしたそうです。
ここから城壁に沿って、1周することができます。
コタは張り切って歩き出しましたよ~

400mほど歩くと、北門(門は東西南北に4ヶ所)。

こちらは発掘で出て来た柱跡に、柱のみ建てられていました。
中央の溝は排水溝だそうです。
西門辺りはたくさんの人がいたようですが、さすがに1周する人は
少ないらしく、コタはわりと自由に歩きまわっていたみたいですよ。

鬼ごっこなんかしたりして~
楽しくて楽しくて

城壁は断崖絶壁のところも多く、

普段から道の端っこを歩くクセのあるコタは要注意

ちょうど半周した辺りにあるのは、屏風折れの石垣。

さっきの景色を眺めている写真は、この先端あたり。
とうちゃんもリードを引っ張って注意します。
さらに進んでから振り返ると、こんな状況の場所!!


高所恐怖症の私は、写真だけで足の裏がムズムズしますが、
コタは怖くなかったのでしょうか?
1周する間に、何度も高いところから下を眺めていたそうですよ。
マジで、気を付けてよね~

東門跡。鬼ノ城で一番小さな門。
吉備の国が一望できますね~。
コタが渡って来た瀬戸内海も見えますよ~。
もっとお天気が良かったら、四国も見えるのかなぁ!?
登り下りをくり返し、

コタはゴキゲン


気の遠くなるほどの時間と労力をかけて作られた版築土塁。
美しいですね~。

鬼はいなくってもいいけど、


周りだけじゃなくて、もっと中の方も探してきてよ~!!!

復原された西門ですが、実際どんな形でどんな色だったのでしょうか。
古代のロマンに、ちょっとワクワク

最後に展望台で、男二人旅の記念撮影


コタもカメラ目線で、満足気な良いお顔~

ゆっくり遺跡や眺めを楽しみながらの城壁巡りは、約2時間半。
お疲れ、お疲れ。
その後、一応もう一つの目的地・備中松山城にも行ったそうですが、
夕方になり閉館時間を過ぎ、さらに土砂降りに。。。
残念ながら、帰路に着いた二人でした。
続く~♪