また、今日は第一回松本マラソンが開催!!
秋晴れのイイお天気になって良かったねぇ〜、と思いましたが
朝の冷え込みは今年一番だったとか・・・(↓7.2 ↑24.4)。
出場された選手の皆様、お疲れさまでした
さてとうちゃんが、こんなお出掛け日和を逃すハズもなく、
昨日から「お弁当作って

どこへ行くのやら?と思っていたら、中山道ウォークの前後に、
途切れ途切れに歩いている善光寺街道の続きに行くようです。
前回の終点、筑北村の大切り通しから出発です。

この道は昔、大きな一枚岩を人の手で掘ったためV字でしたが、
車が通れるように重機を使って下の方を削って、
U字に広げたのだそうです。
(なので、上部と下部とでは堀跡が違うそうです)
数百mで小切り通し(写真は帰りの物です、あしからず)。

こちらも大切り通し同様、のちに広げられました。
小切り通しの向こうは、麻績村です。
のどかな集落を過ぎ、

普段通り慣れた国道脇に、元の善光寺街道が残っていたり。

歩道がなくて、コタ連れでは歩き難い場所では文句を言い、
歩道が広くなると、風情が無くなったと文句を言うとうちゃん。

一里塚跡はそんな歩道の広い場所にあり、車で通っていた時は
全く気が付きませんでした。
由来は分かりませんが「嫁の泣き岩」や、高札場跡などがあり、
稲刈りの進む田園風景を眺めながらの旅になります。
そして再び国道から離れ、一口坂へ入ります。

この道は、麻績川の作った河岸段丘の上にあり、
国道側はちょっとした崖になっています(ブラタモリっぽい!?)
何気にポーズのコタ

こういう坂道、大好きだもんね〜

林を抜けると視界が開けて、コスモス


その先には木曽義仲が騎馬隊で進軍した時に、岩に蹄の跡が付いた
という伝説のある「駒が岩」がありました。

今でもこの細い道に、騎馬隊が通ったって・・・本当かしら?
にわかには信じられませんが、その横をコタはガシガシと通り過ぎます

そんなコトを考えながら少し行くと、【ガッタリ】という地名の
場所に着きました。

どんな語源の言葉かと思ったら、木曽義仲の馬が長旅に疲れて、
ここで「ガッタリ」(=ガックリ!?)と膝を付いたとの伝承があり、
そのままここの地名になったんだとか〜。
ホンマかいなぁ
こんな発見が、ローカルな街道歩きの面白いところ。
もちろんコタは【ガッタリ】せずに、元気に歩きますよ
相変わらずの田園風景の中、麻績神社、冠着遥拝所を通り過ぎ、
やっと麻績宿に到着〜。

洗馬宿から数えて8番目の宿場です。
今日の終点は、麻績宿の本陣跡。

現在は「よっといで麻績塾」という施設になっています。
朝は寒いくらいだったのに、お昼前のこの頃には暑いくらい。
とうちゃんは歩きながら、お弁当を食べる場所を探していたそうですが、
日陰でベンチがある様な良い場所がなかったらしく、
とりあえず元来た道を帰ります。

「お弁当だーい

・・・唯一、目を付けた麻績神社も座る場所がなく断念

とうとう大切り通しまで帰って来ちゃいました。

往復約8.6km。お疲れさまでした〜。
お弁当

(おまけの記事に続く・・・少々お待ちを〜)
ラベル:善光寺街道